オープンバッジの取組みで優れたものを選出するアワードです。
知識・スキル・経験のデジタル証明書として世界標準規格で発行が進んでいるオープンバッジは、
教育・研修・学習のエコシステムを形成する上でも有効なツールになってきました。
また、内閣官房から発せられた「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画2023」でも、
オープンバッジの活用の推奨を図ると明記されており、
特筆すべき事例を表彰することで、さらなる普及を推進することを目的とします。
旭化成株式会社
『旭化成DX Open Badge』
富士通株式会社
『Purpose Carving Internal Organizer』
藤枝市
『藤枝市民大学2023リカレント教育(学び直し)コース専門講座・
藤枝市民大学2023リカレント教育(学び直し)コース基礎講座』
国立大学法人 東北大学
『東北大学オープンバッジ』
日本数学検定協会
『データサイエンス数学ストラテジスト上級(トリプルスター認定)』
成均館大学校
『SKKU ISS Micro Degree-Global Sustainability』
社団法人 韓国高等職業教育学会
『メタバース教育専門家』
オープンバッジ大賞を受賞された団体・企業の皆様、おめでとうございます。今回、部門ごとで表彰をしたように、オープンバッジは国際規格に準拠したスキル・知識・経験のデジタル証明書ですが、教育機関、企業、自治体、資格認定団体などさまざまな組織で活用される幅の広いデジタル証明であるといえます。
現在、組織における人材マネジメントの分野では、「Skills-based 〇〇」という言葉が世界で急速に流行り始めています。「Skills-based organization」、「Skills-based workforce planning」、「Skill-based hiring」、「Skills-based learning」などの言葉がよく使われるようになり、「人材計画、採用、育成、配置など、人材マネジメントのあらゆる領域でスキルをベースにマネジメントをすること重要である」ということが最もホットな話題となっています。それに伴い、組織に属する人達のスキルを可視化し、スキルマップを作って体系的にマネジメントをすることが進展しています。そして、教育機関でのスキル証明も同時に重要性が増しています。
今回受賞した団体・企業は各部門でのオープンバッジ活用の先駆けの団体・企業でありますが、受賞団体・企業の組織の先進的な取り組みが、日本全体における「スキルベースト」のムーブメントにつながることを期待しています。